賛否両論の“給水タイム”で米局の収益は400億円超え! 選手たちが「あまり好きじゃない」と訴えるサッカーの概念を覆した新規則の「価値」【W杯】
ただ、従来のサッカーの概念を崩し、視聴者に「試合が止まる」という感覚を抱かせている同ルールは、ファンはもちろん、選手や監督たちにも不満を抱かせている。
オランダ代表の大黒柱であるフィルジル・ファン・ダイクは、現地時間6月14日の日本代表戦後に、こう漏らしていた。
「僕はほとんどすべての試合を見てきたけど、そのタイミングで毎回CMに入る。正直、あまり好きじゃない。テレビで観戦している中立の視聴者にとっても、あまり良いものではないと思うね。本当に(会場が)暑い状況なら実施するのはいいけど、僕としては、試合ごとに個別に判断するべきだと思う」
さらにノルウェー代表を率いるノーラン・ソルバッケン監督も「あまり好きではないね」とバッサリ。やはり試合の流れが止まってしまうことへの懸念を口にした。
「気温が35度で本当に暑い気候の時は休憩時間も理解できる。ただ、それ以外はどうかと思うし、私は必要がないと考えてるよ。プレーしている以上は、うまく活用しなきゃいけないとは思うけど、そもそも試合の進行を遅らせるのは矛盾しているじゃないか」
莫大なビジネスチャンスを生んでいる「ハイドレーションブレイク」。しかし、FIFAが生んだ革新的なルールも、純粋に競技としての価値を追い求める選手や監督たちからの理解は、現時点で得られていない印象だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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