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「サッカーには必要ない」韓国BTSと世界的歌姫が共演の豪華ショーが波紋 珠玉の決勝を蔑ろにするFIFAの“規則破り”に米国内でも反発広まる「問題を生む」【W杯】

タグ: , 2026/7/17

シャキーラをはじめ、世界的なビッグアーティストが共演するW杯決勝でのハーフタイムショー(C)Getty Images

莫大な収益を見込んだFIFA会長の肝いり企画

 4年に一度の一大スポーツイベントを彩る“スーパースターの競演”の存在が賛否両論を生んでいる。物議を醸しているのは、現地時間7月19日にアメリカのニュージャージー州にあるメットライフ・スタジアムで行われる北中米ワールドカップ(W杯)の決勝戦で史上初めて開催される「ハーフタイムショー」の存在だ。

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 とにかく規模は凄まじい。ホスト国であるアメリカにおいて「国民的行事」とも言われるアメリカンフットボールの最高峰『NFL』のリーグ優勝決定戦「スーパーボウル」で催されるハーフタイムショーを模倣する今回は、韓国の世界的ボーイズグループ『BTS』を筆頭に、マドンナ、ジャスティン・ビーバー、シャキーラ、ポストマローンらが共演。サッカーの枠を超えた価値を生み出すことで、チケット収益、放映権料の増大、新規スポンサーの獲得など数多のメリットを生むと見込まれている。

 一方で反発も招いている。ハーフタイムショーは、収益の拡大化を推し進める国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が長年構想を練ってきた肝いり企画だが、国際サッカー評議会(IFAB)で「15分を超えてはならない」と定められているハーフタイムが「最大で30分」の延長が見込まれ、選手たちの健康状態やプレーへの影響に懸念が示されているのだ。

 英紙『The Guardian』は、「今大会のFIFAはとくにアメリカ市場の期待に応えるべく、エンターテイメントな側面を大幅に強化した。その結果、国際的に定められている競技規則でさえも違反しようというのだ」と指摘。莫大な収益の代わりに、競技性が劣るリスクを憂いた。

「ハーフタイムの長時間の中断によって試合で影響が生じる。しかも、その試合はワールドカップ決勝だ。結局は選手やコーチが対処すべき問題となるが、間違いなく試合の流れは変化し、チームの勢いは変わり、試合はより断片的なものになる。アーティストたちのパフォーマンスはサッカーのためにあるのではなく、広告主を喜ばせるためだけにある」

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