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なぜメッシたちは表彰式でスペインに背を向けたのか? 母国局が“非礼”を批判された行為の意図を分析「他のチームができなかった高潔な振る舞い」

タグ: , 2026/7/24

スペインがワールドカップを掲げる最中に、背を向けたアルゼンチンの面々(C)Getty Images

 ともすれば、「異様な光景」だった。

 去る7月19日(現地時間)に行われた北中米ワールドカップ(W杯)決勝でスペイン代表に0-1で敗れて準優勝に終わったアルゼンチン代表は、試合後の表彰式において優勝トロフィーを掲げるライバルに背を向け、ゴール裏のスタンドに目を向けていた。

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 重苦しい雰囲気はイレブンの表情からもヒシヒシと伝わってきた。なにせ120分に及んだ試合では65%もボールを支配され、被シュート数は20本。さらにゴール期待値も1.94とハイアベレージを記録された。まさしく防戦一方だった。

 そうした中で、自軍サポーターが数多く陣取ったゴール裏を眺め、何かの思いにふけったアルゼンチン代表の面々。しかし、背後で表彰式が行われている最中の行動であったため、彼らの行動は「礼儀に欠ける」として批判が集中。スペイン代表MFのダニ・オルモは「勝敗だけではなく、世の中にどのような振る舞いを見せるかも大切だ。我々は多くの世代や子どもたちの手本となる存在であるべき」と断じていた。

 もっとも、アルゼンチン国内での“見方”は全く異なっている。スポーツ専門局『TYC Sports』は「スペインの表彰式中にアルゼンチンが見せた高潔な振る舞いは、他の代表チームには真似できなかった」と絶賛。その理由を次のように記している。

「アルゼンチンは、スペインに対して背を向けたとして批判されているが、過去20年間でライバルの優勝を尊重した唯一のチームだった。というのも、FIFAの規定において、敗れたチームが、相手チームがワールドカップを掲げる間、ピッチに残らなければならないというルールはない。しかし、我々の代表チームは、すぐにロッカールームに引き下がらなかった。過去20年間で、準優勝チームがそういう振る舞いをしたのは、わずか2例しかない。いずれもアルゼンチンだった」

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