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「期待すらない」パヘスの骨折離脱も再昇格の可能性は微塵もなし “マイナー漬け”ド軍の韓国人野手が直面した過酷な実情に母国悲観「英雄のまま忘れられる」

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ドジャースのマイナーで出場機会を与えられながら、思うような結果が残せずにもがくキム・ヘソン(C)Getty Images

 27歳のマルチローラーは、マイナー漬けの日々を送っている。ドジャースの韓国人内野手キム・ヘソンだ。

 正二塁手のトミー・エドマンの故障離脱も相まって、春先こそ24歳の若手有望株であるアレックス・フリーランドの併用でメジャーロースターに名を連ねていたキム・ヘソン。だが、打撃不振によって5月下旬にマイナー降格を命じられると、以降は再昇格がゼロ。レギュラークラスの不振が目立つ中でも一度としてチャンスは与えられていない。

【写真】白のSUV「サンタフェ」のボンネットに手をかけるキム・ヘソンを見る

 もっとも、ドジャース首脳陣がメジャーでの起用を躊躇する理由は明確。それは以前から「空振りが増えている」(デーブ・ロバーツ監督談)と指摘されてきた打力不足にある。実際、今季の3Aでも計67試合に出場して打率.256、出塁率.325、OPS.666と数字は鳴かず飛ばず。さらに三振率25.8%と確実性の低さが否めない状況が続いている。

 チームは現地時間8月21日に中堅手のレギュラーだったアンディ・パヘスが左手首を骨折。最低でも4、5週間の離脱が見込まれている。そんな主力に生じたアクシデントは、外野も担えるキム・ヘソンにとってはメジャーでの出場機会を得るチャンスと言えるが、現時点で再昇格の兆しは微塵も見えてこない。

 マイナーでの“飼い殺し状態”を韓国メディアも憂う。『OSEN』は「このまま永遠に忘れ去られてしまうのか……。キム・ヘソンは正中堅手が離脱したというのに、バックアップ候補として名前すら挙がらない」と指摘し、過酷な現状を伝えた。

「ドジャースはパヘスの負傷で誰かをメジャーリーグロースターにコールアップにならなければならない。しかもロバーツ監督は守備に比重を置くと強調している。それでも8月に打率1割台にまで落ち込んでいるキム・ヘソンは、候補にすら入るのが難しいというのが実情だ。今ペースのままなら、彼はワールドシリーズで代走と守備固めで貢献しただけのちょっとした英雄のまま忘れられる」

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