ソフトバンク 有原獲得でささやかれる「副作用」 異次元補強の裏で「育成の看板」に暗雲も

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(C)Getty Images

 まだ終わりではなかった。ソフトバンクが米大リーグ・レンジャーズ傘下3AラウンドロックからFAとなった有原航平投手(30)を獲得することが分かった。

 有原は14年ドラフト1位で日本ハムに入団。最多勝のタイトルを獲得するなど、6年間で60勝をあげた後に20年にポスティングシステムでレンジャーズに移籍。メジャーでは故障も響き、目立った実績は上げられなかった。

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 一方、今オフ、ソフトバンクは超大型補強を続けてきた。まずFAではパ・リーグ5球団の争奪戦となった近藤健介外野手を日本ハムから獲得、DeNAから嶺井博希捕手も獲得している。

 外国人選手では、前ロッテロベルト・オスナ投手、前阪神のジョー・ガンケル投手、新外国人選手としてウィリアムズ・アストゥディーヨ内野手(前マーリンズ=31)も獲得と3年ぶりのV奪回へ貪欲な姿勢を示している。

 一方、超大型補強で「副作用」を心配する声もある。今季からは4軍を創設。「育成のソフトバンク」として確かな育成手腕でこれまでも、千賀甲斐など育成選手からレギュラークラスの選手を発掘、育ててきたが、ここまで巨大補強を行ったとなると「なかなかチャンスも与えられず、下にいる若手選手のモチベーション低下につながるのではないか」(球界関係者)という声だ。

 またかつての巨人を彷彿とさせる、大規模な根こそぎ補強にはファンからとまどいの声も出ている。これまでは地域密着を掲げ、育成を主体にチーム強化を図ってきただけに、ネット上には「もう福岡(ドーム)には足を運ばない」と反発の声も散見される。

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