驚異の守備率.999を記録し、ゴールデン・グラブ賞を初受賞した中日・ビシエド「手助けしてくれたコーチ陣に感謝したい」

タグ: , , 2020/12/19

 実はビシエドと同じような経緯をたどり、ゴールデン・グラブの常連に上り詰めた大先輩がある。今季限りでDeNAを退団したホセ・ロペス内野手だ。

 ベネズエラ出身のロペスは、2004年にマリナーズでメジャーデビュー。当時は現在とはかけ離れるほど細身で俊敏で、ポジションは遊撃手だった。その後は内野ならどこでも守れるユーティリティとなり、2006年から正二塁手に定着。2番を打つことが多く、イチローとの1、2番コンビも組んでいた。

 その後は時に外野も守りながら、DHでの起用も増えていった。

 そして巨人へ移籍した2013年以降は、ほぼ一塁手一筋。時折、緊急時などに二塁や三塁を埋めることはあったが、不動の一塁手と言えるだろう。メジャー通算1036試合で、一塁手の経験は51試合だったが、日本移籍を機に本格的に一塁守備に挑戦した。

 そこから、華麗なグラブハンドリングで堅守もウリとしたのはご存じの通り。移籍1年目の2013年にゴールデン・グラブ賞を受賞すると、DeNA移籍後の2016~2019年は4年連続受賞と常連に。現時点で来季所属先は未定だが、今年の投票でも2位の村上にわずか1票差の34票を集め、健在ぶりを示していた。

 両者に共通するのは、守備範囲というよりも、外国人特有の柔らかいグラブさばき。これは幼少時からのボール遊びなどが影響しているとみられ、一概に教え込めば身につくものでもない。ロペスの系譜を受け継ぎ、一塁手で初受賞となったビシエドはまだ31歳。しばらくの間は「新たな常連」として君臨しそうな気配が漂う。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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