【フィギュア】元日本代表が語る女子の4回転時代 「男子のファクターなら300点近い点数」

タグ: , , , , 2021/11/16

近くに「お手本」がいる重要性

話題は、そんなロシアの育成環境へ。

現在、世界最高得点を誇るワリエワに加え、「ロシア3人娘」と呼ばれる、2019年GPファイナル覇者のアリョーナ・コストルナヤ、昨季世界選手権女王のシェルバコワ、同選手権3位のトゥルソワはいずれもエテリ・トゥトベリーゼ・コーチが率いる「エテリ組」の同門選手。

これについて中野さんは

「同じ環境に跳べる人がいるのは良いことだと思います。目で見て吸収できるのは大きい。私も伊藤みどりさんが目の前にいて、トリプルアクセルを練習する環境が当たり前という感じだったので。周りにも跳べる子たちが沢山いました」

と、かつての自身の環境と照らし合わせ、近くに「お手本」がいる重要性について説いた。

一方で、近年の国際大会ではロシア勢の表彰台独占が目立つなか、日本では樋口新葉が今季から本格的にプログラムにトリプルアクセルを組み込むほか、紀平梨花が以前より跳んできたトリプルアクセルに加え4回転に挑むなど、着実にレベルの底上げをはかっている。

この点について小塚さんは、

「紀平梨花ちゃんとかが4回転を跳び始めて、その下の子たちもトリプルアクセルや4回転を跳び始めている。それが当たり前だと思って小さい頃から成長していってそこまで行こう、そしてその先を目指す子たちが増えてきていますよね。日本も今後4回転を何種類か跳ぶような子達が沢山出てくる可能性は高いと思います」

と、今後の日本選手のレベルアップに期待のコメントを寄せた。

なお、同動画内では、今季グランプリシリーズで2度の表彰台に上がるなど大躍進をみせているペア・三浦璃来(りく)、木原龍一組について高橋さんが展望を述べている。






【動画】中野友加里、小塚崇彦、高橋成美が語る「女子のレベルは男子を超えた?」

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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