ドラ4の門脇誠が大ブレーク、外国人は3人の左腕が残留を勝ち取る プロ野球補強診断2022-23【巨人編】

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 一方で、開幕投手を務めたタイラー・ビーディ、抑え候補として期待されたヨアン・ロペス、外野手のルイス・ブリンソンは1年で巨人のユニフォームを脱ぐことになった。とりわけ、ブリンソンは中堅のレギュラーとして期待されるも攻守で粗いプレーが目立ち、度重なるボーンヘッドも相まって退団へ。意外性のある打撃は目を見張るものがあったものの、残留にはつながらなかった。

 2010年代の巨人を支えた長野久義の復帰、「熱男」松田宣浩の入団も話題を呼んだ。長野は75試合に出場し、打率.259、6本塁打。来季はチーム最年長となる。松田はわずか12試合出場に終わり、18年間の現役生活にピリオドを打った。

 現役ドラフトでは楽天からオコエ瑠偉を獲得。かつて甲子園を沸かせた元ドラ1は開幕スタメンを勝ち取り、シーズン序盤は1番打者として出場。その後は出番が減ったものの、通算では41試合で打率.235、2本塁打と近年ではまずまずの数字を記録した。

 シーズン途中でのトレードは2件あり、いずれも野手を放出してリリーフ投手を獲得するもの。廣岡大志との交換でやってきた鈴木康平(オリックス時代の登録名はK-鈴木)は、移籍後33試合に投げて13ホールドをマーク。防御率は6点台と乱調気味であったが、150キロ台の直球を武器に勝ちパターンに名乗りを上げたい。

 前述の通り、阿部新監督の就任で大きな改革が行われそうな巨人。門脇や浅野といった若手の登用に期待しつつ、来季は4年ぶりの覇権奪還なるかにも注目だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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