【箱根駅伝】順位わからず混乱!広がる格差!白バイ危ない!100回大会で露呈した3つの課題

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②広がる実力差

 一斉スタートは、箱根駅伝が公道で行われるため、渋滞などを考慮した交通規制が関係している。青学大が往路新記録をマークした影響は大きいが、記念大会で昨年より3校多い23チームが出場したことで、下位との差がさらに拡大した。

 繰り上げスタートも行われた。規定では「復路は先頭走者が通過してから20分(往路は3区まで10分、5区まで15分)」が経過して走者が到着しないチームは、次の区間の走者を出発させるというルール。最下位だった山梨学院大は9区、10区と2区間連続で繰り上げスタートを余儀なくされた。

 100回記念大会は予選会が全国の大学に門戸が開放された一方で、関東学連選抜の出場が見送られたことへの批判もあった。出場枠の問題も、一斉スタートや繰り上げスタートによる交通対策に関連してくる。

③白バイと接触寸前

 ヒヤリとする場面があった。小田原中継所で、首位でタスキを受けた青学大7区の選手が中継点エリアから道路へ飛びだす時に、スピードを出した白バイと危うくぶつかりそうになった。安全対策で選手を先導する白バイでも、今回のような不測の事態は起こりうる。先に行われた12月の福岡国際マラソンでは、運営車両と接触して転倒した選手が、右ひじを骨折する事故が起きている。

 全国的な人気を誇る箱根駅伝の伝統を守り、未来にもつなげるために、100回大会を検証し、安全で、混乱を招かない選手ファーストの改善が求められる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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