B1リーグ・シーホース三河、シーズン最終戦を勝利で飾れず

タグ: , , , , 2023/5/9

 シーホース三河は、5月6日(土)、7日(日)本拠地のウィングアリーナ刈谷で今季3度目となる三遠ネオフェニックスとの三河ダービーに臨んだ。

6日のGAME1は序盤こそ、三遠のディフェンスに苦しむも、第2Qに一気に突き放すと最後まで優位にゲームを進め、95-75の20点差で快勝となった。

迎えた7日のGAME2、2022-2023のシーズンラストゲームとあって3133人の観客が訪れる中、三河は三遠と一進一退の攻防を繰り広げる。第3Qに16点のビハインドをつけられ、最終Qは1点差まで迫る場面もあったが、最終的には78-86と有終の美を飾ることはできなかった。

【関連記事】Bリーグシーホース三河の西田優大が語る「エースとしての自覚」と「プレッシャーへの対応」





―試合結果―
2023年5月6日(土)
三河 〇 95 – 75 ● 三遠
(三河通算成績 27勝32敗)

1Q 三河 20–18 三遠

序盤は三遠のディフェンスに苦戦するもチームオフェンスで崩して逆転

スターティング5は、#7長野、#18角野、#19西田、#30ミラー、#54ガードナー。

三遠のタイトなディフェンスに苦戦して、0-6と先手を取られる。開始3分、#19西田のアタックに#18角野が合わせて初得点を挙げると、ボールを動かして#19西田がコーナー3Pシュートを射抜いて5-6と追い上げる。

#54ガードナーがディフェンスを交わして3Pシュートを射抜いて8-8の同点とすると、以降は三遠が引き離し、三河が追いつく膠着状態が続く。

残り3分に#54ガードナーのパワーアタックで逆転。さらに#18角野の1on1からのミドルシュートで突き放す。三遠は#29細川の3Pシュートで対抗するが、すかさず#19西田が3Pシュートで返上。#19西田のスティールから#4細谷が走って得点し、終了間際に#9ローレンス Ⅱのフリースローで2点リードして1Qを終える。

2Q 三河 46–30 三遠 (三河 26–12 三遠)

12失点に封じて、一気に16点のリードを作る

スタートは、#1中村、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#18角野、#54ガードナー。

三遠#0ラベナの先制点で並ばれるが、#54ガードナーが#4細谷との2メンゲーム、パワーアタックからのバスケットカウントで連続得点を挙げて25-20と突き放す。#1中村もフリースロー、ドライブの連続得点で続き、リードを9点に広げる。

三遠は#29細川の3Pシュートで食い下がるが、#7長野、#9ローレンス Ⅱの連続3Pシュートで35-23と二桁リードを作る。

三遠はタイムアウトを取るが、スティールから#1中村と#7長野が得点して守備からテンポを上げていく。三遠はフリースローでつなぐも、#7長野のドライブ、#9ローレンス Ⅱのアリウープで畳み掛け、#3柏木のスティールから#19西田が3Pシュートを沈めて、46-29とリードを17点に拡大。終了間際に三遠#9オクインにフリースローで得点され、46–30で試合を折り返す。

3Q 三河 81–60 三遠 (三河 35–30 三遠)

ミラー 3本の3Pシュート含む13得点で打ち合いを制す

スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#30ミラー、#54ガードナー。

三遠#0ラベナの連続得点で先行され、#32山内、#9オクインの連続3Pシュートで9点差まで詰められる。

ディフェンスリバウンドからファストブレイクで#19西田が得点して三遠の勢いを止めると、#54ガードナーが1on1でリードを二桁に押し返す。

三遠#41ギデンズのフリースローで再び一桁点差にされるが、粘り強いディフェンスから速い攻撃に持ち込んで#18角野、#19西田、#54ガードナーが次々と得点。残り5分に#30ミラーの3Pシュートで64-44と点差を20点台に乗せる。

その後も攻め手を緩めず、#30ミラーがスティールからのワンマン速攻で加点。さらに#30ミラー、#7長野が立て続けに3Pシュートを決めて、三遠#0ラベナを中心に反撃する三遠を寄せ付けない。

#9ローレンス Ⅱのアタック、#30ミラーの3Pシュート、#19西田のスティールから#9ローレンス Ⅱがダンクを叩き込むなどスコアを積み上げ、21点リードで最終Qへ。

4Q 三河 95–75 三遠 (三河 14–15 三遠)

最後まで主導権を握り、20点差で完勝

スタートは、#1中村、#3柏木、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#30ミラー。

三遠#9オクインに連続得点を挙げられるが、慌てることなく点差を生かしてゲームをコントロール。足を使ったディフェンスで三遠に攻撃時間をかけさせ、オフェンスでもきっちりと時間を使いながら#9ローレンス Ⅱの鋭いドライブ、#54ガードナーのフリースローで得点を重ねていく。

三遠は#77土屋の6得点で反撃するが、#1中村、#30ミラーが連続3Pシュートで帳消しにする。終盤にも#19西田のファストブレイク、#18角野のダブルクラッチで会場を沸かせ、95–75で完勝した。

シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一  試合後コメント

我々も昨シーズンから新しいチームになって、だんだん良いところ・悪いところも出てききましたが、成長してきました。

三遠さんも今年作ったチームで、大野ヘッドコーチがしっかりまとめて、いいスタートを切ったんですが、これはお互いですけれども、怪我人が出て、ちょっとチーム状況が変わってしまいました。

今シーズンは我々は2敗しているので、どうしても今日は勝ちたかったです。選手たちは、練習をしっかりやって、このリベンジを果たしてくれて良かったです。

三遠さんは非常に素晴らしいチームなので、そういうチームとゲームをやれるということは、チームも選手も成長できるので、今日はいいカタチで勝てて良かったと思います。

明日は、今年の最後のゲームになりますので、後悔しないように、観ている方に感動してもらえるように、精一杯、出だしから頑張ります。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム