大谷翔平、マウンドに来るコーチを拒んだ対応に米反応「こんな姿は初めて見た」「本物のヒーローだ」

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 この日の投手・大谷は6回、92球、2四球、5奪三振、1失点、被安打2という成績に終わり、結果的にホームランを打たれた1球に悔いが残る結果となったが、内容としては先発投手としてしっかり試合をつくり、相手投手との高レベルな投手戦を繰り広げた。

 そんな中、注目を集めたのが、投手・大谷にとって最終回となった6回にとった行動だ。二死で4番打者を迎えた場面で、エンゼルスのコーチがマウンドに駆け寄るそぶりを見せた瞬間に、大谷は右手をベンチへ伸ばし「問題ない、こっちへ来ないでくれ」というようなジェスチャーを見せた。

 エンゼルスベンチとしては球数の増えた大谷を心配しての行動のようだったが、大谷は心配はいらないとアピール。ベンチの首脳陣も彼の行動に笑顔を見せた。その自信の通り、4番打者を空振り三振に抑え、堂々とベンチへ戻った。

 この大谷の行動が、SNSを中心に注目を集め、米メディアの『FOX Sports』が「オオタニはマウンドに来ることを望まなかった!」と笑顔の絵文字付きでツイートすると、現地のファンからも「こんな姿は初めて見た。オオタニは本物のヒーローだ!」「次の野球カードの写真だ!」と、その仕草に反響が集まった。

 大谷の降板後にエンゼルスが一時同点に追いつき、勝ち負けはつかなかったものの、ピンチでの気持ちのこもった立ち振る舞いを見せた二刀流の行動は、エースの風格を感じさせた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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