【WBC総集編】大谷翔平を彩った「言葉の力」

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(C)Getty Images

 大谷に始まり、大谷で終わった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)侍ジャパンを世界一に導いた大谷翔平(28=エンゼルス)はプレーだけでなく、心に響く「言葉」も印象的だった。決勝戦前に発した名言をはじめ、大谷にまつわる「言葉」を集めて大会を振り返った。

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◆「あこがれをやめよう」

決勝・米国戦前のロッカールームで務めた声出しが名言すぎると話題になった。円陣で「僕から1個だけ。あこがれるのをやめましょう」と話し始めた。トラウトら対戦するスター軍団の名を挙げ「あこがれてしまっては超えられない。僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日1日だけはあこがれを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ、行こう!」。チームを鼓舞する言葉で最高の雰囲気を作り、最終回は自らマウンドにも上がって胴上げ投手に。「二刀流」世界一を実現させた。この名スピーチは全米からも注目を集めるなど、改めて言葉の持つ力がクローズアップされた出来事となった。

◆「もっともっと野球を大好きになってもらえるように」

メキシコとの準決勝前のインタビューで、WBCアジア参加国について触れ「台湾、韓国とか、予選で今回は残念ながら負けてしまったと思うんですけど、僕らが勝っていって優勝することによって『次は自分たちも』という気持ちになるんじゃないかと思う」とメッセージ。優勝後のインタビューでも「日本だけでなく、韓国もそうですし、台湾も中国もまたその他の国も、もっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことがよかったと思いますし、そうなってくれることを願っています」と世界に向けて発信した。

◆「まだまだ声援が足りない」

日本ラウンドの強化試合から、ヒーローインタビューでスタンドのファンに向けた「あおり」が恒例化した。今回の侍ジャパンで初めてお立ち台に上がった6日の阪神戦(京セラドーム)で「まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きい声援をよろしくお願いします!」と呼びかけたのが始まり。投打で活躍した9日中国戦(東京ドーム)では、大歓声で迎えられたが「まだまだ足りない」とファンをあおって楽しませた。看板直撃弾で準々決勝進出を決めた12日のオーストラリア戦では、歓声の満足度を問われ「まあまあでした」とニヤリ。ファンを盛り上げるパフォーマンスも一流だった。

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