カージナルス専門メディアが分析した今永昇太の”リアル評” 「気になる数字」として挙げたスタッツとは?

タグ: , , , , 2023/10/27

 同メディアは今永について「フリーエージェントで2番目に優秀な日本人スターター」と評しながらも、「気になる数字」としてフォーカスしているのが、今季リーグワースト2位となる被本塁打数(17本)だ。「日本で被本塁打の確率が高い投手が、よりパワー志向のメジャーにどれだけうまく対応するかは正確には分からない」と指摘。

 さらに、千賀滉大や大谷翔平、田中将大等、2010年以降でメジャー移籍を果たした主な投手のMLB最初のシーズンが、NPB在籍時よりも被本塁打率が2倍以上になっていることも紹介している。

 その上で「イマナガの本塁打率が2倍になったら、9回ごとに2本塁打を許すことになる。それは投手として生産性を高めるにはあまり良い方法ではない」として、大きな懸念材料であると強調。今季の被本塁打数の多さがカージナルスなど獲得を目指す球団にとって妨げとなる可能性があると予想している。

 それでも同メディアは「30歳の彼は昨シーズン、ヤマモトよりも高い打者三振率と低い四球率を記録した」とそのほかの数字を振り返っており、「速球とチェンジアップが魅力的。全体として、彼の値札が適正であれば、カージナルスに契約してもらいたい」とも綴っている。

 今季の数字などを取り上げた上での現地メディアの評価はさまざまだ。今後、30歳のサウスポーが来季へ向けどんな意思表示を行うか、その動向には引き続き視線が注がれることになる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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