プロ入団後初減俸となったDeNA「元守護神」・山﨑康晃 不安材料となるデータとは?

タグ: , , 2020/12/23

 今季は21試合に投げ、3敗2セーブ2ホールド、防御率7・36。他のセ・リーグ球場では3点前後の防御率が、倍近く悪化している。

 実は山﨑は入団来、この本拠地球場との相性が良くなかった。

 1年目の2015年は防御率2・83。2016年には同5・50と悪化させた。このシーズンは横浜スタジアム以外では、甲子園で2自責点(防御率3・60)を喫しただけで、登板した他の7球場では自責点ゼロの防御率0・00をマークしている。

 3年目の2017年は横浜スタジアムで防御率2・00。2018年は同5・08と再び悪化。昨季2019年は同1・72と改善の兆しをのぞかせていた。

 本拠地での登板時、登場曲であるZombie NationのKernkraft400に合わせてファンがジャンプして「ヤスアキ」コールを送るシーンは、「ヤスアキジャンプ」として定着した。山﨑自身もファンのパフォーマンスを歓迎し、感謝の思いを常に口にしているのだが、皮肉にもそうして送り出されたマウンドとの相性は相思相愛には映らない。

 年間試合数の半分を、そのマウンドの上で過ごす。加えて自らも高い意識を持って臨んでいる侍ジャパンにおいても、横浜スタジアムとの相性の悪さは足かせになりかねない。

 仕切り直して、復活を期す2021年。まずは再び鬼門となってしまった本拠地での強さを取り戻し、文字通りの「ホーム」とすることが近道となる。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






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