日本ハム・斎藤佑が今季2度目の実戦登板、復活のカギを握るのは時代に逆行するあの球? 厳しいハードルも

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 直球があってこそ、キレのある変化球も生きる。まずは直球の速度をさらに上げることが求められるという。

 また、現在の球界のピッチングのトレンドは「高速化」。すでにメジャーでは打球を上げる「フライボール革命」が進み、バットにコンタクトさせないという狙いの下で、スピードの出るフォーシームと高速スライダー、高速スプリットを中心に投球を組み立てるのが主流になっていて、日本球界にもその流れは急速に浸透。斎藤の言う「バッターの手元で動く球」はトレンドの潮流からは外れているのが現状だ。

 それでも復活への道を歩む斎藤に関して栗山監督は「もがき苦しむ中でああやって前に進んでいく姿こそが今の時代は一番必要。周りがどうこう言うとか、そんなの何も関係ない。努力して泥まみれになっている姿で頑張るというところがまず第一」と理解を示す。

 一方で今年でプロ11年目を迎える斎藤に「結果」が求められているのも事実。再び、夏の甲子園の季節もめぐってきた。あの輝きをまた取り戻すことはできるのか。斎藤の挑戦は続く。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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