中日、ベテランバッテリーが巨人撃破の立役者に “任せられる男たち”が示した底力を指揮官も称賛
ヒーローインタビューこそ先制弾のミゲル・サノーに譲ったが、涌井と木下の働きは紛れもなく勝利に直結するものだった。
涌井はオープン戦で13イニング自責点1と結果を残したものの、チーム事情で開幕ローテに入れず。ファームで調整しながら、虎視眈々と1軍の舞台を狙っていた。初登板は交流戦になったが、7月に入ってからは3登板連続でQS(6イニング以上3自責点以下)を達成。土曜の先発がおなじみになってきた。
木下は開幕直後にスタメン出場の機会が多く訪れるも、その時は石伊が体調不良に陥ったゆえだった。5月中旬からは2か月間ファーム暮らしで、前カードから1軍に復帰。今回も石伊の負傷によるスタメンだったが、意地を見せる形となった。
長いペナントレースをレギュラーやエースだけで戦い抜くのは不可能だ。今回の涌井と木下のように、なかなか出番が来なかった選手の力を借りつつ、日々の試合をこなしていかなければならない。相変わらずの低迷ぶりではあるが、ドラゴンズナインには目の前の一瞬に全力を尽くしてもらいたい。
19日はかつてのチームメイト・小笠原慎之介とのマッチアップだ。
[文:尾張はじめ]
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