「ドラゴンズは正直、まだ見えていない」どうなるCS争い 8月は7勝2敗と勢いをつけてきた井上中日の「課題」とは? 近鉄OB佐野慈紀氏の考察
現在3位につけるDeNAも得意の夏を迎え、勢いに乗る。8月に入っての星勘定は中日と同じく7勝2敗。新たに加入したヘラル・エンカーナシオンは、ここまで29試合で打率.291、7本塁打、29打点(11日現在)としっかりチームの力になっている。
その上で中日が上位に食い込むためには、整備されつつある投手力を活かし「いかに攻撃の形をアグレッシブに作っていけるか」が、鍵になると佐野氏は指摘。
中軸を担う細川成也、石川昂弥、助っ人のジェイソン・ボスラー、ミゲル・サノーなど一発のある長距離砲がより打撃で確実性を高めていくことも上位を目指す上では大事になっていくと見る。
中日にとってもCS進出となれば14年ぶりとなる。モチベーターで知られる井上一樹監督がどんな起用で上昇気流をつかんでいくのか。引き続き、戦いぶりが話題を集めていきそうだ。
【さの・しげき】
1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。
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