「はまった時の打線の破壊力は驚異的」台風の目となるか 直近阪神に連勝とDeNAの暴れっぷり、投打の助っ人貢献に近鉄OB佐野慈紀氏の考察「CSという意味では面白くなってきた」
そして佐野氏がもう1人キーマンとしてあげたのが7月から守護神起用となっているショーン・レイノルズだ。
山崎康晃の抹消に伴いセットアッパーから抜擢された。53登板で26ホールド、14セーブ、防御率1.33、奪三振率11.93と長身から繰り出されるキレのある直球が持ち味。
レイノルズの存在について佐野氏も「そしてクローザーがやっぱりもう安定しましたから。改めて野球はクローザーの強さが大事だなというのが分かるチームの安定ぶり」と、投手出身ならではの視点でクローザー固定の恩恵を熱く語った。
DeNAに関して「現時点では勢いがある。タイガースの強さは抜けているから、前回の(下克上の)ようなことはないと思うが、CSという意味では面白くなってきた」と短期決戦では不気味な存在になると語る佐野氏。
24年にはCSファーストSにおいてDeNAが甲子園で阪神を2連勝と下したことも記憶に新しいが、今季の阪神の強さは堅いとも見ている。
ただ、これまでも波に乗ると手がつけられないベイスターズの勢いは知られるだけに、CS出場権をかけた残り試合の戦いぶりも話題を集めていきそうだ。
【さの・しげき】
1968年4月30日生まれ。愛媛県出身。1991年に近鉄バファローズ(当時)に入団。卓越したコントロールを武器に中継ぎ投手の筆頭格として活躍。中継ぎ投手としては初の1億円プレーヤーとなる。近年は糖尿病の影響により右腕を切断。著書「右腕を失った野球人」では様々な思いをつづっている。
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