あるぞセ新人王 巨人・浦田俊輔をドラフト2位指名したスカウトの慧眼 V9川上監督から続く「刺客」の伝統
前述のデスクは続けます。
「巨人の歴史をさかのぼれば、レギュラーは常に『刺客』ともいうべき競争相手をぶつけられ、危機感とともにレベルアップし、チーム内のサバイバルが強さの源泉となってきた経緯があります。川上哲治監督はV9の頃の正捕手・森昌彦さん(のちの祇晶)を安住させないために、アマチュア球界の有望捕手を続々と獲得して、危機感をあおり続けました。でも森さんは決して正捕手を明け渡さなかった。だからV9の巨人は強かった。門脇、泉口、浦田とレギュラー級の即戦力内野手を続々と獲得し、競争を繰り広げる一方で、石塚ら高卒組の成長を促す。編成方針としても見事と言えるでしょう」
その浦田が狙うのは新人王の座。昨季は60打席で終わっており、2年目の今シーズンも有資格者です。開幕投手も務めたチームメートの竹丸和幸がライバルになりそうですが、二人の「新人王争い」もまた、チームの活性化につながるでしょう。
盗塁王を目指して、突っ走れるか。その俊足にファンの期待が寄せられます。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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