【現地発】「航は冷静に話を聞いてくれた」オランダ戦前日に森保一監督が明かした“主将離脱”の舞台裏【W杯】
森保監督はモンテレイ事前合宿の7日に行った総括会見では「メディカルの報告を聞いてからですけど、『(初戦の段階で)できない』とは一言も言われていないので、信じて、願って、待つだけかなと思います」とキャプテンを待ち続ける覚悟を示していた。その思いが覆ったのは、10日のナッシュビルの全体練習ではないか。遠藤はここから本格合流し、初戦に向けてフル稼働できる状態に引き上げていく考えだったのだろうが、左足首の状態が思った以上に芳しくなく、「これ以上は待てない」ということになったと推察される。
「航にチームからの離脱を伝えた時のリアクションとしては、自分がひどいことを伝えているなと思っていただけで、航自身は話をさせていただいた時の心中はもちろん分かりませんけど、態度としては非常に冷静に話を聞いてくれて、話を冷静にすることができました」と森保監督は言う。ただ、大会でプレーできない選手より、稼働できるフレッシュな人材を呼び寄せ、より充実した選手層で戦いたいという狙いも理解できる。
いずれにしても、遠藤ショックから3日でオランダ戦というのはあまりにも急展開すぎるが、日本代表としては目の前の大一番に全身全霊を込めて挑むしかない。この激震が選手たちの闘争心につながり、オランダ撃破という結果になって表れれば理想的である。
[取材·文:元川悦子]
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