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「正直、腹が立っていた」アルゼンチンを刺激した元英代表OBたちの“軽率な挑発” ブラジルを怒らせた日本代表FWの「騒動」を想起させた舞台裏のドラマ【W杯】

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 元代表キャプテンのジョン・テリー氏は、母国のYouTubeチャンネル『Sports Uncensored』で「あくまで机上での話」と前置きした上で「正直に言えば、アルゼンチンは別に気にならない。彼らのメンバーや状態を見て、我々より上だとは思えない」と強調。さらに元代表DFのガリー・ネビル氏も、自身がホストを務める衛星放送『Sky Sports』の番組内で「彼らのセンターバック陣は世界でも劣っている。それを考えると、イングランドは最低でも2ゴールは決められる」と豪語していた。

 そうしたレジェンドたちの発言は、アルゼンチンイレブンを発奮させ、試合に向けたエネルギーとなっていた。イングランド戦後、母国のスポーツ専門局『TYC Sport』のフラッシュインタビューに応じたクリスティアン・ロメロは、自分たちに向けられた挑発に反論するかのように、こう語った。

「彼らには『よろしく』と伝えたいね。試合前から色々と言われて、正直なところ、腹が立っていたんだ。俺は自分が引退した後に、ネビルのように愚かな真似はしたくない。ああやって選手を批判するようなことはしたくないね。ベストを尽くしてプレーすれば、結果は良いこともあれば悪いこともあるんだよ」

 今大会では、日本代表の塩貝健人がブラジル戦を前に発した「昔は強かったけど、今はどうなんですかね」とのコメントも“挑発”として波紋を呼んだ。本人に悪意などはなかったが、その言葉は、逆転勝利を挙げた試合後に「あの発言に対してサッカーで応えることができた」(ドウグラス・サントス談)というセレソン(ブラジル代表の愛称)の発奮材料に間違いなくなっていた。

 安直な挑発を力に変え、結果に繋げる――。このイングランド戦で南米サッカーの真髄を見た。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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