ADHDと発達障害とギフテッドと、あるべき社会の方向性

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発達障害でも活躍できる社会を目指して

ここで言う発達障害に、左脳側が弱いだけの人は含みません。
右脳側が強くて苦しむ人全般を、ギフテッドと分類される人も含めて、発達障害と分類します。
当然その中で左脳側の強さは人によってまちまちです。そこを、右脳側の強さによって惑わされず、左脳側の強弱、すなわち「賢さ」で純粋に評価してあげられる、そんな社会構造になるべきです。

右脳側のいかんによらず、左脳側が弱い人は、結局のところ「愚か」というものでしかありませんから、より強い合理的思考や抑制にむけて努力するしかありません。
しかし左脳側が強い人は高い知力を持ちながら、右脳側の理由によってそれが認められず、発揮する機会も無いのが現状の社会です。これは、あまりにもったいない事と言えます。

ところが残念な事に、この左脳側の能力をはかる事が、極めて難しいのです。

人は他人に対して、自分の能力分までしか理解できない

左脳側の能力、言い換えれば理解力が極めて高い人であれば、他人の能力の高さを理解できます。ところが現実にはそう簡単ではなく、誰かを評価して認めてあげるべき管理・指導的立場にいる人が、必ずしも頂点級の理解力を持つわけではありません。

ましてや右脳側の強い人は、理解するのに更に高い理解力を求めるような複雑さがあります。
これを理解しきるには、ギフテッドの持つ特有の「10のインプットから20でも30でも得るという部分とそれを処理しきるだけの合理的解決力」を兼ね備えていなければなりません。
これが極めて難しいからこそ、世のギフテッドはみな社会の陰に隠れていくのです。

もちろんギフテッドと言うからには得意じゃない分野まで人並み以上には出来ますから、それなりに上手くやっていて認められてもいる事がほとんどです。
しかしそれなりに認められていても、実は実際のポテンシャルはそれより遥かに高いものであったりしますし、それを本人達は知っているために・・・自分達が真に認められたとは全く思えずにいる、そんな不満も人生を通じて持ち続けています。
そしてなお困った事に、ギフテッド達は自己解決能力も極めて高いですから、外にそれを出す事なく解決してしまう、究極的には「自らの意思で人生を終える」という選択をしてしまう事も少なくありません。
ある意味では自殺においてこれほど前向きな自殺も無く、ある種の「合理的選択肢の遂行」とも言えますが、社会にとって損失である事は間違いありません。

そこまで飛びぬけた左脳側の処理能力を持つ一部の人間は置いておいたとしても、平均的な左脳側の能力は十分持っているにも関わらず、右脳側の問題に翻弄されている人は世に多くいます。
そういった人たちにもっと活躍できる場を与える、社会的に抑圧するのではなくもっと自由に自分らしくいられる場を与える、そうして社会にも貢献してもらう事は、社会が今後取り組んでいくべき1つの重要課題である事は間違いないでしょう。

自由なコラムライティングという働き方

これだけ書いても到底語り尽くせるものでもありませんが、ただ理念だけを言っていても何も変わりませんので、1つの方法を最後に示したいと思います。

それは、あくまでも自由な形でのコラムの執筆、です。
労働時間にも労働場所にも制約はありません。そしてテーマも自分が興味があればいいのですから、極めて自由度が高いです。
そして自由度が高いからこそ、発達障害やその他の右脳側の欲求が強い人達にとって、その欲求を抑えることなく吐き出していい、そんな場になりうるのです。
欲求が強いということは、それだけ興味も強いという事になります。その強い興味が向いたものは、文章として面白いものになりえます。

もちろん最低限文章としてまとめるスキルは必要ですが、これは文章を得意とする人間が校正・編集をする事でサポートする事ができます。
そして誰かが強い興味を持つものは、きっと他の誰かもまた興味を持つのです。そうしてそこに人の流れが起きれば、その興味を通じてもっともっとたくさんの関係性や行動に繋げていければ、そこでマネタイズできる、発達障害など右脳側の問題を抱える人も、その自分を殺さずにお金を稼いで生きていける、社会の経済活動もまわると思うのです。

現状では残念ながらまだまだ、マネタイズが弱いものがあります。
問題点が右脳の強さゆえなのか、左脳の弱さゆえなのかの判別さえ、システムにおいて行う事は出来ず、それを理解できる人間個人に大きく委ねられてしまいます。
コラムサイトは世の中に多くありますが、文章の深みを理解できない人間がディレクションしていても、文章の奥底に眠る輝きを見つけることは出来ないから、です。

ですがもしいつか、そんな個人を解き放つようなコラムサイトが作れれば。
それを通して、社会に合わせる事ばかりを強いるのではなく、個人に社会が合わせるだけの柔軟性を持てれば。
もっと彼らにお金を配ることができれば。

きっと社会はもっと良くなると思います。

[記事提供:国内最大級の婚活パーティー・お見合い・街コン情報サイトParties(パーティーズ)(https://parties.jp/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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