ベッツは長いトンネルを抜けたのか OPS急落の現実と苦悩の告白「分からない」 本拠地での一発は“反撃の予兆”に
久しぶりのカード勝ち越しを決めたチームにあって、ベッツの状態も上向いているようだ(C)Getty Images
「自分がもっとしっかりしなきゃいけないのは分かってる。どこかでチームにちゃんと貢献しなければいけない。(スランプが)あまりにも長すぎる。フラストレーションがたまるね」
ムーキー・ベッツがそう語ったのは現地時間8月4日、カブス戦後のことだった。
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大谷翔平、フレディ・フリーマンと並ぶドジャース打線の看板選手は、深刻な打撃不振に苦しんでいた。この試合を終えた時点で77試合に出場して打率.223、13本塁打、OPS.670。チームも今季最長の5連敗(その後、連敗は7まで伸びることになる)と下り坂で、ベッツはその責任をしょい込んでいるようでもあった。
記者から不振の原因について聞かれたベッツは伏し目がちに首を振った。
「分からない。ボールをしっかり叩いている感触はあるし、打席内容は悪くないと思っている。ボール球にも手を出していないしね。しっかり打ったと思っても、野手の正面をに行っているような気もする。だから、原因は分からないな。自分でも何とか解決しようとしているところさ」
だが、今季の不振が単なる一過性ものではないと考える向きも少なくない。自己最多の39本塁打を放ってMVP投票2位に入り、7度目のシルバースラッガーを受賞した23年に.987だったOPSはその翌年から.863→.732と右肩下がりで、今季はついに.700の大台も割っている。14年のメジャーデビューからの11年間は常に.800を超えていたことを考えると、ここ2年の不振ぶりが余計に際立つ。













