事実上、終焉のブルージェイズが仕掛けた「売り手らしからぬ」トレード 実力派先発右腕の補強が示す来季への覚悟
もちろん、ブルージェイズがソリアーノを獲得した理由は来季の巻き返しのためだ。
先発投手陣はゴーズマンが去り、ベテランのシェーン・ビーバー、マックス・シャーザーも今季終了後にFAとなる。一方、今季から加入した奪三振マシーンのディラン・シース、ルーキーのトレイ・イェサベージは引き続き貴重な戦力として期待されている。また、今季は故障で長期離脱中ながら、KBOからの逆輸入右腕コディ・ポンセもいる。ここにソリアーノが加わり、すでに現時点で来季のローテーションが4枚まで確定。他球団に先んじて先発陣の整備が進んでいることは、このオフの補強を考える上でも大きい。
『ESPN』のジェフ・パッサンは、自身の記事でこのトレードを「お気に入り」とする某ア・リーグ球団スカウトの「クリエイティブだが予想外」というコメントを紹介していた。
「転んでもただでは起きない」――そんなアトキンスGMの“意地”が伝わってくるようなこのトレードがブルージェイズ反攻の狼煙となるか。7日のフィリーズ戦では、ゴーズマンの交換要員として加入した若手有望株のブレット・ベイトマンがメジャーデビュー。ブルージェイズの“2027年”はもう始まっている。
[文:久保田市郎]
【関連記事】ド軍108億円男に守護神失格論 連夜のセーブ失敗で佐々木朗希望の抜擢も囁かれる“異常事態” 米解説は現状を糾弾「クローザーとしては誰が見ても厳しい」
【関連記事】山本由伸を超えるMLB投手“史上最高額”の可能性も 資金力と余裕があるドジャース、スクバルと長期契約か 米報道
【関連記事】大谷翔平のMVP受賞は「議論にすらならない」 カブス外野手との比較論に元MLB戦士が異論「もう本塁打を打たなくたっていい」













