天才イチローの伝説的逸話を元ヤ軍同僚が告白 明かされた打撃練習中の“本塁打量産”のワケ「『そんなことは寝てたってできるよ』って笑うんだ」
「打撃練習中って普通、最初の方は流しながら逆方向に強い当たりを打つ練習をするんだよ。そうしてボールに目を慣らすんだけど、イチローは違ったんだ。1球目からガツンってスタンドに放り込む。それもヤンキースタジアムの2階席だ。
2球目からもガンガン打ってスタンドに打ちまくるんだ。俺の覚えている限りだと練習中の球のほぼ全球をスタンドに放り込んでいる時もあったな。それなのに試合が始まったらレフト方向にちょこんと当てるだけなんだよ。彼はマジで凄いんだよ」
通常の試合では見せないパワーヒッター顔負けの“打力”を見せつけたというイチロー氏。そんなレジェンドの姿を思い出したグランダーソン氏は、ロッカールームで隣合せとなった際の会話を披露した。
「俺はある時、聞いたことがあるんだ。『なんで試合でそんなこと(流し打ち)をするんだ? 君はもっとかっ飛ばせるでしょ』ってね。そしたらイチローは『そんなことは寝てたってできるよ』って笑うんだよ。俺は『じゃあなんで練習してるんだよ』って不思議に思ったよ(笑)。試合じゃ全然やらないのに。でも、あの時の彼はガンガン打ちまくっていた。しかも、それをずっと繰り返し続ける。スランプともほとんど無縁で、まさに安定感の塊だった」
昨年1月に米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏。「野球界におけるアジア文化との力関係を変えた」(スウィッシャー氏)という伝説的打者の逸話は尽きることがない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「『こいつ何者だよ』って思わされた」――MLB2000本安打超えの名捕手が語ったイチローとの衝撃の“初対戦”
【関連記事】なぜ満票受賞でなかったのか イチロー氏の日野球殿堂の投票率92.6%に米メディアで波紋「基準は確立していない」
【関連記事】現役MLB戦士15人が大谷翔平のMVPに“異論” 一体なぜ二刀流スターは選ばれないのか「オオタニを外してもドジャースは影響を受けない」













