「なぜ契約したのか?」大谷翔平のIL入りで浮き彫りになった韓国人野手の不遇 3Aで続く“飼い殺し”に母国メディアは苛立ち「キム・ヘソンは忘れられた」
大谷がIL入り。これはドジャースにとって苦渋の決断だったはずだ(C)Getty Images
「もはやミステリー」と揶揄されるキム・ヘソンの現状
こうした現状を考えれば、構想から外れるのは必然的ではある。しかし、『OSEN』は「“大谷のIL入り”という絶好機にもかかわらず、ドジャースはふたたびキム・ヘソンを見送った」と落胆。さらに「大谷の離脱よって自然に関心は、その空席を誰が満たすかに集まった。しかし、ドジャースが選択したのは、キム・ヘソンではなく、まだメジャー経験がない2A上がりの21歳だった。27歳の韓国人野手の立場からすれば、残念でならない決定だ。無論、ポジションの違いはある。しかし、メジャーリーグのロースターに1つの空きができた状況で、呼び出されなかったという事実は、苦い思いをこみ上げさせる」と嘆いた。
また、韓国メディア『My Daily』も「大谷がIL入りしてもなお呼ばれなかったことで、キム・ヘソンのメジャー再昇格の可能性は完全に消えたも同然だ」と断言。球団内での存在感の薄さを論じている。
「5月末から3Aでプレーしているキム・ヘソンは、いつの間にか忘れ去られた存在となってしまった。最近も大谷やダルトン・ラッシングの離脱など編成にメスは入れられたが、一度もオクラホマ(3Aの拠点)から呼び戻されることはなかった。
もちろん、3Aもレベルは高く、学ぶべきものはある。だが、キム・ヘソンは、そこでプレーするためにドジャースと2年の契約延長オプションが付帯する3年総額2200万ドル(約33億9616万円)の契約を締結したわけではない。ドジャースが意図的にキム・ヘソンを無視している姿勢が露わになった今、レギュラーシーズン終了後にトレード要請など、何らかの動きがあるはずだ」
韓国内で「そもそもなぜ契約したのだろうか。ロバーツたちはキム・ヘソンの長所さえも無視している。もはやミステリーだ」(『My Daily』)とされるキム・ヘソンの“不遇”。その現状は、奇しくも日本の大スターの緊急離脱によって話題となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】極度の打撃不振に非難の嵐 “打てなくなった”大谷翔平を米紙が糾弾「もう子どもではなく、無敵でもない」 投球練習の中止も要求
【関連記事】「3連覇という夢を打ち砕きかねない」IL入りの可能性もある大谷翔平 シーズン終盤戦で大きな痛手に…米メディアが懸念
【関連記事】「他の投手なら投げさせない」――記者で鮨詰め状態の監督室に走った緊張 投手復帰が白紙になった大谷翔平 “二刀流戦士”に今何が起きているのか【現地発】













