ゆえに識者からはラッシングの振る舞いを非難する意見が噴出。投球分析家として知られる“ピッチングニンジャ”ことロブ・フリードマン氏は、「ラッシングはショウヘイ・オオタニの美しくなるはずだった登板に大きな泥を塗った」と糾弾。やはり投手目線に立ち、初歩的なミスを繰り返した若手捕手を問題視した。
「彼の行動はモナ・リザの口元に髭を描き入れるようなものだ。明らかに自分で自分の首を絞めていた。ラッシングはショウヘイがABSチャレンジを求めたのに対して『ダメだ! ダメだ! やるな』と振る舞った。しかし、結果はどうだ。ストライクだ。ショウヘイは明らかに激怒していた。普段はあまり負の感情を表に出さない彼だが、今回ばかりは明らかに不満げだった」
さらにフリードマン氏は、ラッシングのキャッチング技術についても「完全に失敗している。まるで何の球が来るのかを分かっていないかのようだ」と酷評。そして、「正直言って、私は彼に対して『一体何様なんだ』と思った。ピッチコムすらまとも扱えず、サインの食い違いを何度も起こしていたのに、ショウヘイに何が言えると言うんだ」と怒り心頭。「一生懸命にやっているのは分かるが、この試合の行動だけは理解が出来ない。本当に腹が立ったし、まるでWWE(アメリカのプロレス団体)の悪役のようだった」と止まらなかった。
もっとも、ラッシングは試合後に米スポーツ専門局『Sports Net LA』で「僕の勘違いが原因だ。自分が全てを台無しにした」と猛省。「オオタニは素晴らしい仕事をしてくれた。とにかく今日は僕が最初から最後までダメダメだった。本当に恥ずかしいよ」と言い訳をせず、自身の実力不足を認めている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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