「ユウキを見てくれよ」フェルスタッペンは角田裕毅になぜケチ? F1緊急参戦から続く好走に飛んだ“悪意なき批判”が波紋「嫌悪感を隠そうとしなかった」
スポット参戦が続く中で明確な結果を残している角田(C)Getty Images
英メディアでも疑問の声
とはいえ、だ。チームメイトの好調が続く中で飛ばした“ケチ”は、波紋を広げた。
英専門メディア『GP Blog』は「フェルスタッペンは、ツノダとローソンをF1全体が抱える問題の証と見なしている」と指摘。「決して悪意はない」とした本人言葉を引用した上で、「フェルスタッペンは、ユウキ・ツノダを引き合いに出し、現行のF1マシンがいかにドライバーの個々の運転技術による差を生む能力を制限しているかを説いた。その言葉は、彼の不満を明らかに露わにしている」と論じている。
また、英紙『The Daily Express』は「フェルスタッペンは、『悪意はない』『侮辱ではない』としたが、チームメイトを巻き込み、従来のガソリンエンジンよりもバッテリーに依存するハイブリッドエンジンへの嫌悪感を隠そうとはしなかった」と発言がいかに辛辣なものであったかを強調。
さらに英メディア『F1 Oversteer』も「すごく不自然だし、今のマシンは本来あるべき姿とはかけ離れている」とした本人のコメントを切り取った上で「以前よりもローソンやツノダとの差が大幅に縮まっている現状を不思議に思わずにいられないのだろう。相当なフラストレーションを隠しきれていない様子だ」と伝えている。
絶対王者として昨今のF1界を支えてきたフェルスタッペン。そんなカリスマの飛ばした発言はやはり重い。しかし、裏を返せば、角田がインパクトのある走りができている証拠とも言える。
すでに角田はハジャーの継続欠場が決まった現地時間9月11日に開幕するスペインGPへのスポット参戦も決まった。いまだ来季以降のF1キャリアが不透明な状況が続くだけに、発言力を持つフェルスタッペンに何を言われようと、淡々と結果でアピールすることだけが求められる立場は変わらない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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