光復節の歩み寄りも不発…ドツボにハマった文在寅政権の強気外交

「文在寅大統領は『このまま感情的に突っ走ってはダメだ』と言い出し、対立激化を回避する方法を模索しています。光復節前日は、文在寅政権下で設置された『日本軍慰安婦被害者をたたえる日』にあたり、今年は２回目を迎えたのですが、政府主催式典への出席を見送った。日本政府への過度の刺激を避けるためです」（韓国メディア関係者）

　日韓対立の激化で、韓国経済は打撃を受け始めている。文在寅大統領の軌道修正に対する安倍官邸の反応は淡白なようだ。

「歩み寄りをにおわせる光復節の演説に対する評価は悪くないが、言葉だけでは信用できない。文在寅政権が今後どう動き、何を実行するのか。それが焦点でしょう」（与党関係者）

　安倍政権は韓国大法院（最高裁）が下した元徴用工訴訟に対する判決への具体的な対応を求めている。慰安婦をめぐる財団解散問題も棚上げされたままだ。日本政府の溜飲を下げ、韓国世論を納得させる「ウルトラＣ」は果たして……。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]