ワクチン不足は確信犯「都議選終わるまで黙ってたのか」河野大臣居直りに怒りの声噴出

　自治体へのファイザー製の供給減も当面続く。６月は２週間あたり最大１８７０万回分だったのが、７～９月は原則１１７０万回分となり、およそ４割減だ。自治体では新規予約停止が相次ぎ、企業や大学では接種取りやめも続出している。

２回目の接種分が足りなくおそれがあることから、大阪市は診療所による個別接種と区民センターなどでの集団接種について１２日以降の新規予約を停止。全国９会場で接種予定だった日本郵政グループは今週から来週にかけて開始予定の６カ所での接種延期を発表。政府側から「供給できなくなる」との連絡があったという。成城大学や東洋大学も延期に追い込まれた。

都議選をめぐっては、国政与党の自民党と公明党で議席の過半数獲得が確実視されていたが、フタを開けてみれば全く届かず、自民が第１党を辛うじて奪還。事実上の負け戦だった。敗因はワクチン不足や東京五輪開催への不安と不満だ。秋までに実施される衆院選は果たしてどうなるか。

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