「日本は楽勝? 全くそうではない」重鎮ネルシーニョら“Jを知るブラジル人”が鳴らす警鐘 母国で響く楽観論に反発「気持ち良くさせてはいけない」【W杯】
Jリーグの歴史にその名を刻むネルシーニョ氏が、日本と母国ブラジルの対戦に意見をぶつけた(C)Getty Images
日本に対する警戒が、サッカー王国ブラジルで強まっている。
来る6月29日(現地時間)に行われる北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド・オブ32で日本はブラジルと対峙する。A代表は過去14戦1勝11敗(2分け)と大きく負け越しており、歴史的に考えても、史上最多5度の世界制覇を経験している“王国”が一筋縄ではいかない相手なのは言うまでもない。
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戦力のタレント力など客観的な地力で見ても、ブラジルは「優位」は堅く見える。だが、国内においては「日本を侮ってはいけない」「油断をすれば痛い目に遭う」といったシグナルが鳴らされている。
成長著しいアジアの島国を“楽観視”する人々に異を唱えるキッカケを生んでいるのは、Jリーグでプレーや指揮を執ってきたブラジル人たちの声だ。かつて柏レイソルを率いたネルシーニョ氏は、母国メディア『O Globo』で「彼らは単なる組織的なチームではない」と訴えている。
1995年にヴェルディ川崎の監督に就任してから計4つのJクラブで辣腕を振るい、日本サッカーを黎明期から眺めてきた。ひいては日本人の弱みも強みも熟知する御年75歳となる重鎮は、「日本に気持ちよく試合をさせてはいけない」と強調する。
「日本人は育成段階から非常に優れたプレーを見せている。彼らは戦術的な概念を学び、チームワークの重要性を理解しながら成長していく。非常に高い規律と、驚くほどの献身性があって、常に互いのために走り回れる。もはや、普通の“組織的なチーム”という領域は遥かに超えている」












