「主役は選手だ!」韓国BTS出演の豪華ショーで決勝ハーフタイムが30分に拡大 FIFAが国際サッカーの“原則無視”で波紋「自滅の危機に瀕している」【W杯】
今W杯の決勝で実施されるハーフタイムショーはシャキーラなど豪華アーティストの参加が決まっている(C)Getty Images
選手の「健康」を考慮されたルールとは?
一世一代の檜舞台を彩る“ショータイム”の実施は、サッカー界でハレーションを広げている。現地時間7月19日にアメリカのニュージャージー州にあるメットライフ・スタジアムで行われる北中米ワールドカップ(W杯)の決勝戦で史上初めて開催される「ハーフタイムショー」だ。
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ホスト国であるアメリカにおいては「ポピュラーな行事」であると言えよう。というのも、アメリカンフットボールの最高峰『NFL』のリーグ優勝決定戦である「スーパーボウル」では、毎シーズン、国際的に著名なアーティストによるライブをハーフタイム中に開催。顧客の拡大、ひいては市場価値のアップに繋げている。
当然ながら最大のメリットとなるのは、興行収益の拡大だ。すでに発表されている韓国の世界的ボーイズグループ『BTS』を筆頭に、マドンナ、ジャスティン・ビーバー、シャキーラの出演によって、チケット収益、放映権料の増大が見込める。まさにサッカーイベントの在り方を抜本的に見直すアイデアとも言える。
一方で、ハーフタイムショーの実施によって、各国の中継局との兼ね合いもあり、「最大で30分」の延長が見込まれることから一部で批判の声も上がっている。
国際サッカー評議会(IFAB)は「長時間の休止が選手の健康と安全に悪影響を及ぼす」として「ハーフタイムは15分を超えてはならない」と原則的に定めている。仮に30分オーバーとなれば、この原則を破る形となる。
当然ながら、国の威信を懸けるW杯決勝が「選手ファースト」で運用されないというのは言語道断である。英紙『The Telegraph』のジェイソン・バート記者は「スーパーボウルのような30分間のインターバルという忌まわしいルールが、突然、私たちに押し付けられることになった」と糾弾。同問題に対して公式的な見解を示そうとしないFIFAを問題視した。
「FIFAはサッカーをアメリカンフットボールに変えようとしている。そして、その過程で、15分を超えることを禁ずるハーフタイムに関する競技規則を露骨に無視している。しかも、選手、ファン、あるいはこのスポーツが持つ意味を全く考慮せずに、そうしたことを行っている」













