「もう汗すら出なかった」元世界王者フルトンが2戦連続の体重超過 規定から衝撃の4.31キロオーバーの舞台裏を本人は釈明「俺は命を懸けていた」
井上との激闘で日本でもファンが少なくないフルトンだが、ここに来て彼のキャリアは停滞している(C)Getty Images
元世界王者はふたたび致命的な“ミス”を犯してしまった。
現地時間7月25日、ボクシングの元世界2階級制覇王者のスティーブン・フルトン(米国)は、翌25日(現地時間)にリアム・ウィルソン(オーストラリア)とのWBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、大幅な体重超過が発覚。昨年12月に予定していた王者オシャキー・フォスターとのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチに続く減量失敗で、今回は中止となった。
名手の評価が失墜した。
そもそも、このウィルソン戦は、WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦として行われる予定だった。しかし、フルトンが減量苦によって規定の130ポンド(約58.97キロ)まで体重を落とせず。そのため急きょ、133ポンド(約60.33キロ)のキャッチウェイトで実施される運びとなっていた。
だが、フルトンは譲歩された条件すらも満たせなかった。米老舗ボクシング誌『The Ring Magazine』によれば、現地時間25日に実施された公式計量においてキャッチウェイトの133ポンドを6.5ポンド(約2.94キロ)もオーバー。本来のスーパーフェザー級のリミットから4.31キロも超過してしまっていたという。
無論、2戦連続での体重超過はキャリアの汚点ともなる事態だが、本人は「努力はした」と強調している。米スポーツ専門局『FOX Sports』豪州版の取材に応じたフルトンは「何とかして133ポンド(約60キロ)のところまで減量すればいいと思っていた。だが、138ポンド(約63kg)まで落とした所で、もう俺らの身体からは失うものが何もなくなって、汗すらも出なくなった」と釈明。













