「ヒッティングのサインだけではなく・・・」阪神の「課題」とベテラン・糸井への思いを「日本一の投手コーチ」佐藤義則氏が語る

タグ: , , , 2022/4/28

 開幕から大きく出遅れていた阪神タイガースが、接戦をものにしている。

 27日に行われた阪神対中日の試合について、現役時代、阪急で最優秀投手をはじめ、最優秀中継ぎ投手、最多勝利、最多奪三振、ノーヒットノーラン達成など数多くのタイトルを獲得し、引退後も阪神タイガースや、日本ハムファイターズなどで投手コーチを歴任、ダルビッシュ有や、田中将大ら日本を代表する投手たちを育てあげ、野村克也氏や星野仙一氏に「日本一の投手コーチ」と称された佐藤義則氏が、自身でおこなっているYouTubeチャンネル「佐藤義則チャンネル」で語った。

【関連動画】4回に起きていた判断ミス / 2022年4月27日【 阪神 vs 中日 】 佐藤義則のワンポイント解説



 27日に甲子園球場で行われた一戦は、阪神の西勇輝が6回5安打1失点、10三振の快投を見せ、阪神打線も3得点を上げ3-1で勝利した。

 この試合を振り返り、佐藤氏は

「打線もヒットが出て、良いイメージで攻撃できていた。西も初回に1点取られたけど、西らしいインコース・アウトコースを投げ分けられていた。坂本のリードも良かった。もう1回投げてもよかったかなと思う。あとは、アルカンタラ・岩崎が0点に抑えて逃げきったという所に勝因があるかな」

 と、先発で試合を作った西勇含めバッテリーと「勝利の方程式」で点を与えなかったリリーフ陣を称賛した。この日、特に踏ん張りを見せた投手陣に称賛を送る一方で、3点を取った打撃面にはまだまだ課題があるとの見解を示した。この日の試合に関して佐藤氏は、

「もうひとつ物足りないところは、ヒットで返せなかったという所。糸原が内野ゴロを打って、得点できた。これは、野球の中では大切なことなんだけども、タイムリーヒットで得点するというのが今の阪神に足りないところ」

 と、内野ゴロをしっかり転がして得点したことは評価しながらも、適時打が出ていない事に物足りなさを感じている様子だった。





 また4回無死1,2塁の場面で、高山俊の一直で飛び出していた1塁ランナーの山本がアウトになり、2塁ランナーの糸井までも、アウトカウントを勘違いして帰塁できず、まさかの三重殺となった場面については、

「ゲームには勝ったけど、トリプルプレーの場面でダメ押しができなかった所が残念。僕はピッチャーだったからバッターには文句を言いたい。5点とれるようなヒットは出ているので、もっと攻撃が上手くいけばもっと点は入ったかな。打線の方、奮起してください」

 と、なかなかつながらない打線に奮起を促す場面も。

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