西武・山川 移籍説を加速させる「チーム内格差」とは

タグ: , , , 2022/7/30

 西武は昨年、チーム最年長の中村に対して2年総額4億円の契約を結んだ。終了時には40歳シーズンとなる異例の契約。過去6度の本塁打王タイトルを獲得するなど、チームを支えてきた大砲を最大限支える姿勢を示したが、当然、ワリを食う選手もいる。

 「チームはほかにも中村と同じ年で昨年、2000本を達成した栗山とも複数年契約を結んでいます。手厚い待遇をベテランに与える一方で、山川なども年俸幅はだいぶ抑えられている印象も受けます」(放送関係者)

 山川の年俸をめぐっては、2年連続40本超えを記録した2019年の契約更改で2・1億円を記録したのが過去最高。これにはネット上で「山川の年俸、安すぎない?」と話題を呼んだことも。最近でも他球団の主砲年俸を見れば、楽天・浅村(5億円)、ソフトバンク・柳田(6・2億円)とパ・リーグではのきなみ高額年俸をもらっている選手も多いだけに、比較してしまうのも仕方がない側面もある。

 昨年2年連続で4000万円ダウンとなった契約更改の場では、来季に向けて「全部4番に座る。来年とんでもない数字を出して何億とアップするぐらいの気持ちで」と巻返しを誓っていた山川。今季はその言葉通りの活躍でチームを引っ張っている。

 いずれにせよ移籍話が本格化するのは来季以降のことになるが、混パの行方とともに今後も山川の存在に色々な意味で注目が集まりそうだ。(※すべて年俸は推定)





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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