まさかの逆転負け 大阪桐蔭も飲まれた「甲子園の魔物」の正体とは

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 前述のデスクは、甲子園の観客が勝敗に関与することを望み始めたきっかけとして、2つのポイントを指摘します。

 「1つは、テレビ朝日の『アメトーーク!』が『高校野球大好き芸人』を特集したことから、甲子園大会の『フェス化』が進んだこと。番組で紹介されたような奇跡の瞬間に立ち合いたい、自分も歴史の証人になりたいという『欲』が芽生えたことです。2点はSNSの普及。甲子園大会を見ながら、誰でもツイッターやインスタグラムに自分の意見を書き込み、シェアできる世の中になった。すると観客自身が『ドラマの当事者』になりたいという、これまた『欲』が出てきたんです。本来なら、高校球児が主役であるはずなのに…」

 両校が研ぎ澄まされた技術と意地をかけて、最後まで全力でぶつかる。敵味方関係なく、そんな姿に惜しみない拍手を送る。かつての甲子園はそんな温かい『舞台』であったはずです。

 選手たちが脅威を感じてしまうような客席は、果たして『あるべき姿』と言えるのでしょうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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