大谷メジャー自己最多の6勝目! 指揮官も認めた「修正能力」の高さとは

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 そんな「投手・大谷」を指揮官のマドン監督も頼もしく見つめている。最近の好調の理由については次のように語っている。

 「(進化しているのは)主にファストボールの制球力。そのおかげで、他の投球を生かすことができている」と分析。この日も初回に一時、速球の制球が定まらないことがあったが、その後は落ち着かせた。

 さらに具体的な理由として「彼は、今日は『スライダーがいい』『カッターがいい』『スプリットがいまいちだな』など自分でよく感じられて、試合中に常に調整している。多くの投手はそれができない。いろいろな球種を駆使できるから、その日一番いいと感じたもので試合を作れる。とてもまれな才能だよ」とアジャスト能力の高さを強く評価する。

 実際に最近の大谷のピッチングの特徴としてはシーズン序盤には多めに投げていたスプリットの割合を減らし、スライダーやカットボールなどの変化球で打たせて取る「省エネ投球」が目立つ。この日も6回を投げ86球と、体力消耗を防いだことで今後につながる投球となった。

 一方、チームはこの日、主力のレンドンが右股関節の手術を受け、今季絶望となることを発表。トラウト、ウォルシュと主力に故障者だらけの中で、飛び込んできたさらなるバッドニュース。この日は僅差の価値ある勝利をモノにしたが、「打者・大谷」としての活躍も今まで以上に期待されることになりそうだ。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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