負け続けた遅咲きの元PRIDE戦士が朝倉未来を激励!「負けてから立ち上がることは、勝ち続けるよりも大切なこと」

タグ: , , , , 2021/6/14

――朝倉選手が宣言通りタップをしなかったことには賛否両論あります
「三角締めって、みんなが研究しているオーソドックスな技だからこそ、本当の巧者でないとあそこまで決められないです。相手はディフェンスの対策もバッチリしてきているので、研ぎ澄ましてきた技術と仕掛けるタイミングの絶妙さが求められます。クレベル・コイケ選手のそれは、磨きに磨き上げた名刀のような切れ味。だからこそ、タップをしないことに関しては、考え方にもよりますけど…やっぱり危険ですね」

――敗れた朝倉選手は引退も示唆しています
「続けなきゃ、人生に悔いが残ると思います。僕も現役時代そうでしたが、負けた直後は感情的で、自己否定的になってしまいがちです。でもまだ28歳ですから。僕がプロの格闘家としてデビューしたのは26歳ですからね。28歳でこれだけの経験を積んで、これだけの人に応援されているって、本当にすごいことですし、財産です。今はどん底のように感じるかもしれませんが、人生を振り返ったときにここまでの落差って普通の人は経験できないですから。その落差ですら力にしてほしいですね」

――朝倉選手はまだまだ強くなりますか?
「この経験をバネにまだまだ強くなりますよ。負けてから立ち上がることは、勝ち続けるよりも大切なことですから。負けることが財産だったりしますからね。みんな失敗したり、うまくいかないことがあるなかで、『自分も頑張ろう』って思える姿をアスリートには見せてほしい。大きな挫折を乗り越える、立ち上がる姿を見せるというのもアスリートの生き様、役割だと思います。発信力のある選手だからこそ、彼の人生を通してそういったメッセージを発信してほしいですね。さらに強くなってこの舞台に戻ってくる日を楽しみにしています」

大山峻護さん





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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大山峻護(おおやま・しゅんご)

5歳で柔道を始め、全日本学生体重別選手権準優勝、世界学生選手権出場、全日本実業団個人選手権優勝という実績を持つ。2001年、プロの総合格闘家としてデビュー。同年、PRIDEに、2004年にはK-1・HERO‘Sにも参戦。2012年ロードFC初代ミドル級王座獲得。現在は、企業や学校を訪問し、トレーニング指導や講演活動を行なっている。著書に「科学的に証明された心が強くなる ストレッチ」(アスコム)。ビジネスマンのメンタルタフネスを高めていくための本「ビジネスエリートがやっているファイトネス~体と心を一気に整える方法~」(あさ出版)を出版。

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