V逸決定の中日、CS進出も風前の灯 終盤の脆さと「36度の逆転負け」が示す今季の本質
DeNA戦でも5月12日の山本祐大トレード当日、代わりに正捕手として期待される松尾汐恩の活躍を許して敗戦。8月末には2.5ゲーム差で敵地に乗り込むも、3タテを喰らってしまう。いずれも僅差負けで、うち2試合は終盤に逆転を許す展開。相手方の「こうなったらいいな」を叶えてあげた気分だ。
阪神戦はそもそも相性が悪く、特に甲子園では1勝しかできず。7点差を逆転される試合もあった。ヤクルトには大きく勝ち越しているものの、泥試合に持ち込まれることもしばしばだ。
今思えば、広島戦での開幕3連敗が運の尽きだったかもしれない。特に4点リードを吐き出し、サヨナラ負けを喫した開幕戦は、今季の方向性を示唆していたかのよう。36度の逆転負けは両リーグワースト。ブルペン陣の手薄さで敗れることがあまりにも多い。
勝てると思った試合で勝ちきれず、相手の思惑通りにコトが進む今季の中日。残り試合は少なく、目標も遥か遠くにあるが、意地を見せる瞬間を一つでも多く作ってもらいたい。
[文:尾張はじめ]
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