高橋宏斗が取り戻した“自分の投球” 神宮で見せた再起の95球は逆襲の始まりか セ順位争いのキーマンに
7回にセーフティバントで走者を許し、味方の守備の乱れも重なって2失点。完投・完封の可能性は潰えたが、8回まで95球を投げ、リードを保った状態で守護神・松山晋也にバトンタッチ。先発投手として申し分ない仕事を果たした。松山が抑えて2勝目をゲットしたが、ヒーローインタビューには登場せず。まだまだこれから、と本人が一番感じているのかもしれない。
高橋宏の戦列復帰は、チームだけでなくセ・リーグ全体に影響を与えそうだ。中日は最下位に沈むが、高橋宏の不振は大きなトピックであった。本来であればリーグでも有数のスターターが振るわないのは誤算でしかない。
それでも今回のような投球が続けば、他球団も無視できないはず。上位を走る阪神や巨人にとって中日戦は「落とせない」試合だろうが、若き剛腕が立ちはだかる展開が待っていそうだ。
もちろん、中日も可能性がある限りは諦めてはならない。1試合1試合勝ちを積み重ねて、気づけば……という展開に持っていきたい。その中心にはきっと、高橋宏斗がいる。
[文:尾張はじめ]
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