【現地発】オランダ、チュニジア戦前は実施したが…スウェーデン戦へ“ノーミーティング”の決断 主将が明かした“あえて話さない”選択をした理由とは【W杯】
キャプテン・板倉としては、ラウンド32に向かうところでもう1回やりたいと考えているのかもしれないが、直近のスウェーデン戦は「選手個々の自主性や自立心を尊重しながら勝ち点3を得れば、チームとしてのさらなる成長が見込める」という狙いもあって、1回間引くことにしたのだろう。
いずれにしても、スウェーデンに勝利しなければ、今後の希望が見えてこない。仮に2位になった場合はブラジルが相手だ。そこに勝とう思ったら、高度な意思統一がなければ難しい。板倉新主将は彼らしい話術で選手たちの心を結束させていくつもりだ。
「ミーティングで話している言葉は、事前に考えたらあの場で喋れなくなるんです。戦術とか対相手といったところは準備していますけど、話す内容は試合前に何が必要かを判断してから決めた方がいい」と彼は言う。その時のパッションを大事にしながら、誰とでも気兼ねなくコミュニケーションを取れる包容力の大きさを生かし、板倉はもっともっと強い集団を築いていかなければいけない。
スウェーデン戦では新キャプテンの統率力にも着目しつつ、ゲームの流れを見守っていきたいものである。
[取材·文:元川悦子]
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