夏バテを招くNG食習慣4つ、やってない?管理栄養士が教える食事の対策
夏バテ予防におすすめの食べ物・食事法
どうしても食欲がわかないときは、無理にたくさん食べる必要はありません。量が食べられない時こそ「量より質」を意識して、以下のような食材を少しずつ取り入れてみましょう。
豚肉・うなぎ・大豆製品
糖質をエネルギーに変えるサポートをする「ビタミンB1」が豊富に含まれています。にんにくやネギなどに含まれる「アリシン」と一緒に摂ると、ビタミンB1の吸収がよくなるとされています。
夏野菜(トマト・きゅうり・ナスなど)
水分が豊富で、汗で失われやすいカリウムなどのミネラル補給に役立ちます。彩りも鮮やかなので、食欲を引き出す助けになります
酸味や香辛料を活用する
お酢やレモンなどの酸味、カレー粉や唐辛子などのスパイス、青じそやみょうがといった薬味は、風味の変化によって食欲を引き出してくれるお助けアイテムです。
長引く不調の注意点
「ただの夏バテだろう」と思っていても、十分な休息や食事の工夫をしても症状が改善しない場合や、めまい、吐き気などを伴う場合は注意が必要です。
熱中症の症状であったり、別の疾患が隠れていたりする可能性もあります。気になる症状がある場合は自己判断せず、早めに医療機関を受診して医師に相談してください。
暑い夏を元気に乗り切るために
夏バテを防ぎ、元気に過ごすためには、日々の食事の積み重ねが重要です。冷えを招く冷たいもののとり過ぎに気をつけながら胃腸を労わり、麺類などの炭水化物だけでなく、ビタミンB1を含む豚肉や大豆製品を合わせるなど、無理のない範囲で栄養バランスを意識してみてください。
もし食欲がないときは、お酢などの酸味や薬味を活用して「量より質」の食事を心がけることが大切です。いつもの冷たいそうめんに卵や冷奴、茹でた豚肉などを1品プラスするだけでも、バランスを整えやすくなります。ご自身の体調に合わせて、少しずつ食生活を見直していきましょう。
FAQ
Q. 夏バテを招きやすい食事・食習慣はありますか?
A. 冷たい食べ物のとり過ぎ、そうめんなど炭水化物に偏った食事、インスタント食品への偏り、食事を抜く極端なダイエットの4つに注意が必要です。胃腸の働きの低下や、エネルギー・ミネラル不足につながり、不調の一因になることがあります。
Q. 夏バテ予防に水分補給はどうすればいいですか?
A. のどが渇く前に、こまめに水分をとることが大切です。一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯程度の水や麦茶を1日数回に分けて飲むのがおすすめです。たくさん汗をかいた時は、経口補水液やスポーツドリンクで塩分も一緒に補うとよいでしょう。
Q. 食欲がなくてどうしても食べられない時はどうしたらいい?
A. 無理に固形物を食べようとせず、のど越しの良い冷製スープや、栄養が補えるスムージー、具沢山の味噌汁などを少しずつ口にしてみてください。果物やゼリーなど、食べやすいものからエネルギーを補給するのも一つの方法です。
Q. にんにくを食べれば夏バテが治りますか?
A. にんにくに含まれるアリシンは、豚肉などに含まれるビタミンB1の吸収を助けるため、効率的なエネルギー補給に役立ちます。しかし、にんにくだけを食べれば夏バテが治るというわけではありません。胃腸への刺激になることもあるため、適量を食事全体のバランスの中で取り入れることが大切です。
参考・参照
※1
髙田邦夫,”バランスの取れた熱中症及び夏バテの予防法の提案”,医実報告63(4)・64(1): 1~15, 2023
監修 広田 千尋(管理栄養士)
管理栄養士。病院、保健センター、保育園で幅広い年代の栄養サポートに携わる。現在はフリーランス管理栄養士として、ライターやレシピ制作を中心に活動中。あすけんではコラム執筆などを担当している。
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[執筆:あすけんmore編集部 公開日:2026.07.22]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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