「戦いたくて仕方がなかった」ギリシャのビーチで訊いた“緊急招集” 角田裕毅が告白したF1電撃復帰の舞台裏「正直、半分はまだ疑っていた」
「口では『俺にはできる』と言えるけど…」
無論、F1で約5年のキャリアを重ねてきた角田も、「現時点では今週末だけだと理解している。次のグランプリでどうなるかは分からない」と今回の抜擢があくまでスポット起用であることは認識している。それでも、舞台裏で葛藤しながらトレーニングだけを重ねてきた彼にとって檜舞台で戦える機会は「間違いなく良いチャンスだ」。
「ずっと長い間待っていた。今シーズンが始まってからここ数か月は、とにかく画面越しにレースを見ていて、本当にマシンに乗って、他のドライバーたちと戦いたくて仕方がなかった。だからこの瞬間を楽しみたい。当然100%の力を出す。正直言って、これ以上ないタイミングだと思う。
口では『俺にはできる』と言えるけど、実際に走って、何ができるかを見せる方がずっといい。自分に何ができるのかは分かっている。でも、マシンに乗らずにそれを証明するのは難しい。だからこそ、良い機会だと思うし、そのチャンスを与えてくれたレーシングブルズには感謝している。今回のレースで、自分の良いところを何か見せられればと思っている」
無論、「まだ準備時間は十分じゃないし、覚えなきゃいけないことはたくさんある」と本音も漏れる。しかし、「今のところ圧倒されている感じはない」という角田は、求め続けたレース機会で「楽しむ」をモットーにアピールすることに燃えている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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