角田裕毅の10位入賞を絶賛した裏で…笑顔だったレーシングブルズ幹部が漏らした“もう一つの本音”「現状は我々にとって理想的とは言えない」
ハジャーの離脱を受け、チームのメインドライバーであるリアム・ローソンが緊急招聘されている現状を「理想的ではない」と断じている。
「彼(ローソン)が、レッドブルのマシンで走る可能性が非常に高いことを分かっていた。だから、我々はシミュレーターのセッションを計画していたし、あらゆる準備はしていたんだ。ただ、現状は我々にとって間違いなく理想的な状況とは言えない。リアムは組織を喜んで助けてくれているけど、『自分のマシンに戻りたい』とも言っている。私自身、彼には『アイザックが健康を取り戻して走れるようになったら、君のためにうちのシートは用意されている』とはっきり伝えている」
レーシングブルズの代表として、あくまでメインドライバーはローソン。その信頼は揺るぎないものなのである。
もっとも、今後も現状のままGP参戦は続きそうな気配だ。というのも、当初は軽傷と見られていたハジャーの左手首の回復が思わしくないのだ。レッドブルのローラン・メキース代表も「今はまだ運転できない状態で、『幸せだ』とは言えない」と証言。そうした状況から22か所のコーナーと強い傾斜が存在し、負荷が強い市街地コースでのドライブを余儀なくされる次回のスペインGPは回避が濃厚とされている。
となれば、今後もパーメイン代表の言う「理想的ではない」中での戦いは続く。決して楽ではない状況だが、そこで角田はどれだけアピールを重ねられるか。来季以降のF1チームとの契約を勝ち取る意味でも真価が問われそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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