「もっと打ちたい」――村上宗隆の“覚醒”に繋がった山本由伸との「格闘の日々」 Wソックス幹部が「前評判が完全に間違いだ」と確信した春の出来事
ふたたび復調し始めた村上(C)Getty Images
和製大砲のバットからふたたび快音が響き始めている。
現地時間7月29日に本拠地で行われたヤンキース戦に、ホワイトソックスの村上宗隆が「2番・一塁」で先発出場。1点ビハインドの8回の第4打席に3試合ぶりとなる23号同点ソロを放った。
一振りで決めた。相手右腕ポール・ブラックバーンが投じた外角低めへのカーブを逆方向へすくいあげ、左中間スタンドへと運んだ。これで村上は、大谷翔平(ドジャース)が2018年のルーキーイヤーにマークした年間22本を抜き去った。
今年5月に右ハムストリングを痛めた村上は今月10日(現地時間)に戦列に復帰。しばらく当たりも鳴りを潜めていたが、直近7試合では打率.296、3本塁打、7打点、長打率.704、OPS1.110と復調している。
前半戦の快進撃がふたたび期待される村上だが、その調整力の高さは、ホワイトソックスの首脳陣も目を見張っている。現地時間7月29日に米イリノイ州のスポーツ専門局『CHSN』の取材に応じた球団の打撃コーディネーターを務めるライアン・フラー氏は「ムネはボールの見極め方がとにかく素晴らしい。本当に素早く修正できる」と絶賛した。
思えば、開幕前の村上は、NPBでの過去2シーズンにおける空振り率(36%)の高さなどが懸念され、「速球は打てない」と批判を受けていた。しかし、フラー氏曰く「彼がこっちに来てすぐに前評判が完全に間違いだと分かった」という。
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