4団体統一を狙うバトラーが米老舗誌で「打倒・井上」を宣言!「6ラウンドまで進めばイノウエを倒せる」

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(C)Getty Images

 英国人王者の不敵なコメントが伝えられている。

 12月13日、東京・有明アリーナでWBAスーパー・WBC・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥と、WBO世界バンタム級王者のポール・バトラーによる4団体王座統一戦が行われる。目前となったビッグマッチでは、3団体王者の井上がどれだけの強さをみせるのかがファンの大きな関心の一つだ。すでに、4冠統一を見据え、さらには階級変更も視野に捉える井上は今回の試合を「通過点」と評するなど、対戦決定時より余裕の表情を変えていない。

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 一方で、敵地での戦いに挑むバトラーからも、自信にあふれた言葉がこれまで幾度となく聞かれている。そして試合まで残りわずかとなった12月8日、米ボクシング誌『Ring』の公式サイト上で配信となった特集記事でも、WBO王者の試合へ向かう鼻息の荒い意気込みを伝えている。

 記事には「6ラウンドまで進めばイノウエを倒す」と銘打たれている通り、打倒・井上への心情が綴られた内容となっており、その中でバトラーは「後半にイノウエを追い込み続けることができるだろう。6ラウンド以内に彼が私を倒さなければ、私の勝ちだと信じている」として試合展開を予想している。

 さらに「私は誰も恐れないし、それが大きな役割を果たすと思う。そう、彼はとてもいい選手だ。でも気にならない。自分のボクシング歴は24年であり、すべてを見てきた」と自身のキャリアを強調した。

 また同メディアも「34歳のイギリス人は、イノウエの試合には欠点があり、それは確かに小さなものだが、それを利用することができると考えている」として戦い方への見込みを述べている。

 加えてバトラーは「イノウエにはこれまで多くの対戦相手がゴングが鳴る前に倒されてきた」と警戒心を強めながらも「ゲームプランが成功すれば 大勢の観衆が衝撃を受けるだろう」と自身の勝利を予感させるフレーズを続けた。

 試合前の「舌戦」としてはこの上なく威勢のいいコメントを並べたバトラー。試合当日、自らの望む戦いを繰り広げ、後世まで語り継がれる「ビッグサプライズ」を起こすことはできるのだろうか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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