楽天・田中将大が初実戦登板、4安打3失点も収穫を強調 過去に国内復帰したメジャーリーガーたちの復帰後初実戦はどうだったか

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 現在楽天のGM兼監督を務める石井一久は、2006年にメッツから5年ぶりにヤクルトへ復帰した。初実戦登板はキャンプ最後の対外試合となった3月2日の韓国プロ野球・SKとの練習試合。4回からマウンドに上がり、2イニングで5安打2失点だった。

 このキャンプ、石井は2月3日のシャドーピッチングで左脇腹を痛め、序盤は別メニューでのスロー調整を余儀なくされた。それでも焦る様子などはみせず、2月15日にようやく初のブルペン投球を開始していた。

 初実戦登板で感覚を確かめ、続くオープン戦初登板は3月8日のソフトバンク戦。4イニングを6安打3失点と球数を増やし、3月14日の本拠地・神宮球場でのオリックス戦では5回2安打無失点と着実にステップを踏んでいった。このシーズンは28試合に投げ、11勝7敗、防御率3・44と年間通じて先発ローテーションを守り抜いた。

 2016年にソフトバンクへ5年ぶりに復帰した和田毅は、2月21日の紅白戦で実戦初登板。2イニングで打者6人をパーフェクトに封じた。この日が35歳の誕生日だった。続いて2月28日の西武との練習試合に先発し、3イニングを1安打無失点。順調すぎる過程を踏み、オープン戦は3試合で防御率0・00をマーク。このシーズンは24試合に投げ、15勝5敗、防御率3・04で、最多勝と最高勝率の2つのタイトルを獲得した。

 国内復帰初年度に十分な数字を残した3投手を振り返ってみても、やはり調整過程はさまざまだ。田中はボールやマウンドの違いに適応するため、実戦での登板機会に重きを置いているという。前記3投手よりも、はるかに若い32歳という年齢で戻ってきた右腕。この先の調整過程はもちろん、シーズン後にどんな数字を残しているのかに興味が尽きない。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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