侍ジャパン、楽天との壮行試合に逆転負けで金メダルに暗雲 まさかの「GG」を思い起こさせるシーンも

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 打線も2回以降は楽天投手陣を打ち崩せず、0行進。チームは3―5の逆転負けとなった。課題とされたリリーフ陣に不安を残すと共に、さらにこの日、注目を集めたのは、中堅の守備についた近藤だった。

 3番手の青柳がマウンドに上がった5回、先頭ディクソンの当たりを近藤が目測を誤り、前進してしまうミス。結果的にセンターオーバーの二塁打として、これをきっかけに失点した場面だ。右わき腹痛で別メニュー調整を強いられている柳田に代わって慣れないセンターを守ったが、近藤自身プロ入り10年目で、センター守備の経験はない。まるで北京五輪でG.G.佐藤が落球した場面をほうふつさせるかのようなシーンが繰り広げられたとあって、ネット上では一時、「センター近藤」がトレンド入り。当のG.G.佐藤氏も自身のSNSでその記事をツイートする事態となり、ネット上はざわついた。

「慣れないポジションさせられてる近藤も気の毒」「柳田が抜けただけでセンター近藤になる編成が悪い」と稲葉采配に厳しい声も一部から上がった。

 一方限られたメンバーの中で戦うとあって、ケガ人などが出るとどうしても苦しい戦いが強いられる。センターの守備に関しても球界関係者の間からは「柳田が本番でどうなるかはわからないが、慣れないポジションでデーゲーム時の日差しの強さなどを前もって体験できたことは、近藤にとってもプラスになるはず」とフォローする声も。

 明日、巨人との壮行試合を経て、日本代表はいよいよ本番を迎える。逆に本戦を前に課題が見つかったとして前向きにとらえたい。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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