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「アジアで勝てる監督」だと宮本会長は言うが…森保一監督は本当にアジア杯で優勝できるのか 無視できない「過去大会の結果」と「成長への刺激」

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 その森保3期目続投に関しては、「W杯で2回続けて目標を達成していない」「アジアカップも2019年UAE大会・2024年カタール大会ともに優勝を逃している」といった批判的な目線があることも事実。確かに2022年・2026年W杯アジア予選は続けて突破。特に後者は全10試合中、7勝2分1敗という圧倒的な強さを見せ、世界最速でW杯切符を獲得している。その実績を宮本会長や山本技術委員長ら関係者は評価したのだろうが、アジアカップで勝てていないというのは1つの懸念材料と言うしかない。

 2019年大会の方は第1次森保ジャパン発足直後。堂安律(フランクフルト)や冨安健洋(アヤックス)ら若い世代も使いながらの戦いだったため、準優勝はある意味、やむを得ないところもある。だが、「優勝候補筆頭」と目されながらイラク、イランに敗れてベスト8敗退した2024年大会の大苦戦を見ていると「本当に大丈夫か」という不安を覚えるところもある。

 しかも森保監督は3期目のコーチングスタッフについて「現状では今と同じスタッフにやってもらいたいと考えている」と発言。継続性という意味ではポジティブだが、新たな刺激がないという見方もできる。選手選考も「現状のベスト」と話していて、おそらく2026年W杯とほぼ一緒だろう。そうなると今後に向けての成長や前進があまりないということにもなりかねない。そのあたりも課題と言えそうだ。

 そういった批判的な目線を払拭するには、3度目の正直でアジア王者の座をもぎ取るしかない。森保監督は自身のキャリアの集大成となる大舞台で今度こそ結果を出せるのか。そこを興味深く見続けていきたいところだ。

[文:元川悦子]

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