いよいよF1が開幕!チャンピオンを狙うホンダは自信の発言「もう2位を目指すという目標はない」

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今季のレッドブル・ホンダのマシン(ホンダ提供)

 空気が薄いと空気流入量が減るため平地よりもターボなどの威力が生かされず、馬力も落ちる。しかし、昨季のPUには、航空機エンジンも手掛ける「ホンダジェット」の知見が封入されており、燃焼効率などではメルセデスとガチンコ勝負ができた。

浅木氏も「メルセデスと並ぶ、という目標に近づいたと実感することができたのは(昨季の)ブラジルGPの最終ラップ」と言う。

このグランプリではレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が優勝したが、注目は2位に入ったトロロッソのピエール・ガスリー(フランス)。最終コーナーでメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)に並ばれるも、パワー勝負となった最後のストレートで相手を抑えた。2018年以前ではあっさりと抜かれてもおかしくなかったという。

ホンダが公表したパワーユニット競争力推移

「このレースではパワーユニットの観点ではメルセデスに決して負けていない。対等に戦えたと評価できた」と技術者の視点からも決してマグレではなかったことを強調した。だからこそ、今季の開幕の舞台となるオーストリアGPについては「ターボの効率も含めて同等に戦えたサーキットだ。メルセデスは昨年のようなことはなくてしっかり対策してくるだろうし、期待と不安が半々ぐらいだ」と優勝の手応えをつかんでいるという。

ホンダが最後に開幕戦を制したのは1991年のアメリカGP。当時マクラーレンのアイルトン・セナ(ブラジル)がもたらした。まずは29年ぶりの開幕Vをさらい、チャンピオン争いの主役をもぎ取る。

[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]

トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)





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